キャッシングをした場合、今はほとんどの会社がリボ払いでの返済になります。ローンは商品を買ったときに返済回数を決め、毎月決まった額を返済するものです。住宅ローンなどは、「ローンがあと10年残っている」と言われたりしますが、これは返済回数が決まっているからこそ言えることです。リボ払いは多く借りようと少なく借りようと毎月同じ金額の返済になります。
返済期間は決まっていません。最初に借りて、追加借り入れをしないまま完済までこぎつける人なら、期間はあらかじめ分かるでしょう。しかし、多くの人は返済中に新たな借り入れをします。その場合、ローンの場合は改めて返済期間や回数を決めますが、リボ払いは返済金額が変わりません。
ただし、返済期間は長くなり、その分多く利息を払うことになります。ただし、借入金額があまりにも多くなる場合は月々の返済額が変更されることもあるので注意が必要です。毎月の返済額が同じであることは月々の計画が立ちやすいという点が優れています。また、借り入れのたびに何回払いといったことを決めなくて良い点もメリットです。
その反面、返済期間が定まっていないので、借り入れと返済を繰り返している人は、なかなか完済にならないといったデメリットがあります。キャッシングの返済を早く終わらせたい場合は、自分の意志で繰り上げ返済を行っていく必要があります。計画的に繰り上げ返済をしてキャッシングをした分は早く終わらせましょう。