ファクタリングの種類はさまざま

ファクタリングには、大きく分けて4種類が存在しています。1つは一括ファクタリングであり、2社間契約と3社間契約が存在します。そのほかにも、医療報酬債権を現金化するもの、業者が輸出債権を買取りするもの、根保証をするものなどが存在します。それぞれリスクの大きさなどが異なるので、どの種類かによって手数料が大きく違ってくることがあります。

一番有名なのは一括ファクタリングとなるでしょう。これには利用会社と業者との2社間契約と、取引先企業も加わった3社間契約があります。2社間の契約を選ぶ企業が多いようですが、場合によっては3社間の契約を結んだほうがメリットがあります。2社間のほうでは取引先企業に知られずに行いますので、売掛金を利用会社が回収して、それを業者に引き渡すという流れになります。

業者にとってはリスクが高いので、手数料の相場は5%~30%くらいと高めになります。手数料だけを考えると3社間のほうが圧倒的にメリットがありますが、取引先企業の同意が必要になるため審査に時間がかかる傾向があります。また、取引先企業に知られてしまうと信用が落ち、その後の取引に影響してしまうことを心配するという企業も多いです。倒産の危機にあって、経営状況を改善できる方法が特にないような場合、手数料が高い2社間ファクタリングを選ぶとますます倒産の危機から抜け出せなくなってしまうかもしれないので、よく考えて利用をしましょう。

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